日本シートパイプ普及協会
シートパイプ暗渠工法は自然に逆らわない排水技術として，40年ほど前に提案・開発されたものである。自然に逆らわないとはたとえば，掘削しない，疎水材を使用しないなどである。
その後の改良や技術の進歩により，排水機能は従来暗渠と同等以上の効果を上げるようになり，他にも土壌改良など従来暗渠にない数々のすぐれた効果が期待できる工法に成長した。
ところが従来暗渠と全く異なった工法であり，農水省の設計基準にも合致しなかったことから県営工事に採用されず，普及が進まなかった。
平成12年の設計基準の改定で疎水材を使用しない暗渠も認められ，一部の県営工事で採用されるようになったものの，未だシートパイプ暗渠の世間一般の認識度は低いのが現状である。
一般社団法人 日本シートパイプ普及協会は，シートパイプ暗渠の認識を世間に広め，普及させることにより，持続的農業の推進や，土地利用の利便性の向上と有効活用を図ることを目的として設立されたものである。
この目的を達成するために以下の事業を行っている。
事 業 内 容
- シートパイプ暗渠普及のための広報活動および情報提供
- シートパイプ暗渠に関する資材等の販売
シートパイプ，パイパー，モールドレーナ，マニュアル等
- シートパイプ暗渠に関する資材等のレンタル
ブルドーザ（モールドレーナ付），パイパー
- 事前調査
測量，地耐力調査，土壌物理性調査（透水性等）
- 設計，施工に関する技術指導
- 施工管理
- 講演会，講習会の開催
事務所
〒830-0048 福岡県久留米市梅満町901-2
代表 福田 哲郎
Tel. 0942-80-6051 Fax. 0942-80-6051
