管内の通気と亀裂の発達を促すように心がけることです。

[解説]

  1. 管内のフラッシング(洗浄):灌漑が終了したらすみやかに排水キャップを開け排水します。この作業で管内に堆積した泥はフラッシングされます。この作業以外にフラッシング作業は必要ありません。
  2. 亀裂を促進:管内の通気を促進します。通気口に蓋をする場合,必ず通気のための穴が空いていないといけません。また,排水後は作土層を荒起こししておくのがベストです。
  3. 補助暗渠:2年目以降の補助暗渠の施工は不要です。シートパイプ施工後に同じ深さに補助暗渠(弾丸暗渠)をシートパイプにクロスさせて施工することは不可能です。深さをずらして施工しても効果はあまり期待できません。昭和52年に福岡県立農業試験場において補助暗渠を初年度のみ施工した場合と毎年施工した場合の土壌の物理性,収量などの比較調査が行われています(本暗渠と簡易暗渠組合せによる総合排水促進に関する試験成績書,福岡県立農業試験場,昭和53年10月)。この報告書によれば,土壌の物理性,収量ともに差は生じておりません。亀裂を促進するためには荒起こしが有効です。